湯シャンを始めたけれど、べたつきや乾きづらさが気になる!
対策には小麦粉シャンプーがいいと聞いたけれど、できればより体にやさしいものがいい!
(小麦のアレルギー反応も気になるし)
そんなあなたには、米粉シャンプー・米のとぎ汁洗髪がおすすめです。
米粉シャンプーはレンチンでできる程簡単なのですよ!とぎ汁は取っておくだけです。
今回は、そんな米粉シャンプー・米のとぎ汁洗髪のやり方・効果についてお伝えします。
米粉シャンプーとは
いわゆる「小麦粉シャンプー」の米粉バージョンです。
小麦粉でシャンプーができるのなら米粉でもできるではと思い試してみました。
調べてみると、小麦粉と同じように、サポニン・メチオニン・システインという成分が入っています。
サポニンは汚れをとってくれる。
ネチオニン・システインは市販のトリートメントにも入っている成分なので、
サラサラになるという効果があります。
米粉と水でできているので、肌にやさしく、アレルギーの心配もなく汚れをとってくれます。
一つデメリットをあげると、
米粉はどの家庭にでも必ずある物ではないのでスーパーに買いに行く必要がありますね。
最近は米粉が注目されてきたので、多くのスーパーに米粉はおいてあります。
私は今回こちらの米粉を使いました。(共立食品 米の粉 200g300円程)
(引用:https://www.products.kyoritsu-foods.co.jp/)
子どもに小麦粉アレルギーがあるのですが、
こちらなら口に入っても皮膚についても大丈夫ですし、
本人がシャンプーする時に目に入っても市販の物よりしみないと思います。
米粉シャンプーの作り方
では私なりの作り方をお伝えしますね!
◆必要な道具(1回分の量)

・耐熱容器
・泡だて器
・計量器
・電子レンジ
・米粉10g(1回分の量)
・水90g(1回分の量)
(↑大抵どこのサイトでも10%のものを紹介されているので、その濃度で作ります)
*早めに使い切るに越したことはないが、1週間程冷蔵庫にて保管可能
◆作り方
①シェイカーに、米粉10g・水90g(ml)を入れてダマがなくなるくらい振る。
なければボウルに入れて泡だて器で混ぜる。
②耐熱容器に移し替え電子レンジで加熱。500ワットで30秒。
③一度泡だて器でかき混ぜる。もう一度500ワットで20秒加熱。
(2回目も30秒でやった所塊ができていたので加熱する時間は調整して下さい。
アツアツなのでお皿をさわる時には注意して下さい)
④ゲル状になったら完成。髪に塗れる程度に熱がとれたらシェイカーに入れて完成。
シェイカーよりもガーデニング用の水差しの方が使いやすいかと思いましたが、
フタがないのと、先端につまりそうなので私はシェイカーを選びました。
◆米粉シャンプーのやり方
①髪をブラッシングし、軽く湯で洗い流す
②頭皮の地肌に米粉シャンプーをぬっていく。分け目をかえながらコンクリートを地面にぬるように丁寧にぬる
③もみこむようにマッサージし、しっかり洗い流す。
米粉シャンプーがほのかに温かいのが血行もよくなり気持ちよいです。
真夏は冷やしたのを頭皮にぬるのもいいですね。
米粉シャンプーの効果
◆皮脂はどうなる?
根本から3センチ位までのべたつきが気になり試してみました。
粘り気のある米粉シ ャンプーなので、地肌の汚れを吸収し取ってくれている感じはあります。
洗い流した時にはスッキリサッパリ!
心なしか頭皮もキレイになっている感じで嬉しい。
◆サラサラになる?
乾かした時には特段感じませんでしたが、
翌日髪の状態をチェックするといつもよりサラサラしていました。
もちろん市販のシャンプーと比べると洗えた感は劣りますが、
汚れは取れているけれどしっとりしていて髪へのダメージは少ないのがわかります。
以上が米粉シャンプーについてでした。
すぐにできるのですが、量ったり振ったり混ぜたり少し面倒と思う時もあります。
そんな時には米のとぎ汁の方が便利です。お米をとぐ時に保管しておくだけなので(^^)
米のとぎ汁洗髪
米のとぎ汁の活用方というと何を思い浮かべますか?
私は洗い物が最初に浮かびます。
油汚れもとぎ汁に付けておくとさっとこするだけで取れますよね。
頭皮の場合も同じように脂や汚れをとってくれる優秀なものなのです。
しかもご飯を炊く人なら無料で、手間いらず。
面倒くさがりの私にはありがたいです。
とぎ汁の中にはお米の成分が入っており、
例えばビタミンB1・B2、ビタミンEやセラミドも入っています。
わざわざ高いお金を払いセラミド成分を購入しせっせと皮膚に塗っていた私・・・
こんな身近にセラミドが入っているものがあったのねと思いました。
セラミドは肌のバリア機能を正常に働かせるうるおい成分のことです。
とぎ汁で髪を洗うと、汚れもとれ・ミネラルやセラミド効果でツヤサラ髪になれるということですね!
また、消臭効果もあるので、湯シャンのみでは匂いが気になるという方にも嬉しいポイントです。
米のとぎ汁洗髪のやり方
◆必要な道具
とぎ汁を保管するペットボトルやボール・コップなど
◆作り方・使い方
前提として無洗米は使わないでください。(効果が少ないため)
①1回目の米のとぎ汁は捨てます。(ホコリや汚れがついていたりするため)
2回目のとぎ汁をペットボトルに入れて保管か、コップなどに入れておきます。
(コップの場合はほこりなどが入らないようにフタかラップをしておいてくださいね)
②湯シャンをした後に、とぎ汁を頭皮にかけ軽くマッサージし洗い流します。
腐る可能性があるのでもったいないと思っても鮮度のよいものを使いましょう。
*とぎ汁を保管していると、白いうわずみと、クリームっぽい沈殿物で2層になります↓
この沈殿物をシャンプーとして使っている人もいるようです。
ですが、沈殿物だけ取るのも難しいので、私はペットボトルをシャカシャカ振りリンスのようにして使っています。
米のとぎ汁洗髪の効果
・指通りがよい
・ツヤが出た
という声が多いようで、私も指通りが変わりました。
洗い流してしまうので効果を感じられるか微妙と思っていましたが、ツヤも出て満足です。
生まれてから湯シャンのみだった子どもにも試してみた所、
元々ストレートの髪質ですがさらさらすぎて髪を結んでもほどけてしまいました!!
痛んでいないので効果がより出たという感じです。
日本でも昔の人というか平安時代から米ぬかやとぎ汁で体や髪の毛を洗っていたといいますから、
多くの人に効果が感じられるようですね。
まとめ
・米粉シャンプーは、米粉やシェイカー(必要な場合)購入や計量・加熱の手間はかかるがサッパリ皮脂をとってくれる
・米のとぎ汁は、お米を食べる人なら無料で作れ計量もなく楽だと感じた。ツヤが出てサラサラになった
個人的には、米粉シャンプーの方がサッパリ感・皮脂をはとれる気がしました。
湯シャン初期にべたつきを感じる人は多いと思いますが、これらを駆使してなんとかして乗り切りましょう!
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