湯シャンを始めたけれど、上手くいかずに悩んでいませんか。
湯シャンの3大お悩みと言えば、におい・よごれ・べたつき と言われます。
湯シャンは髪をブラッシングし、お湯で洗い流すだけというシンプルなものですが、
ケミカルな物を一切つけずに汚れを落とすにはコツが必要になってきます。
そこで、今回は改めて湯シャンのコツ・経過(体験談)・必要な道具についてまとめました。
汚れはとれていながらも、ツヤがあり健康な髪の毛・頭皮を手に入れましょう。
湯シャンのコツはつまり手間
コツと言っても特別なものではありません
いかに汚れを浮かせて、洗い流し、キレイを保つか、それには手間が必要です。
そう、湯シャンは節約にはなりますが、時短にはなりません。
手間がかかります!
これまで使っていたシャンプーの界面活性剤が髪に残っている、
毎日出ていた皮脂が落ち着くまでのタイムラグや、
常在菌が復活するまで1ヵ月程かかるのでそれまでは上手くいかないという人が多いようです。
におい対策
湯シャンというと「ムワっ」とした独特のにおいを感じる時がありませんか?
なぜにおいが出るのかというと、
これまで使っていたシャンプーの香料がなくなり皮脂そのもののにおいがあらわになったのと
頭皮の皮膚常在菌のバランスが崩れているから です。
対策としては、
■時間をかけて丁寧に洗う
■洗った後はすぐに乾かす
■食事もジャンクフードや脂っぽい物に気を付ける
毎日皮脂膜や皮膚常在菌を洗い流して、新しいものと入れ替えることが大事です。
そして、汚れが残っているとニオイのもとになりますので、
汚れをしっかり流すことが必要になります。
では、汚れはどのようにしたら洗い流せるのか、続きを見ましょう。
汚れ対策
こちらのコツはブラッシングと分け目をかえて丁寧に流すこと。
湯シャン前のブラッシングはとても重要で、まずこれで汚れが取れやすい状態にしていきます。
ブラッシングは上から下へ、貞子のようにして下から上へ、各100回程とかす。
そうすることで、フケや汚れが流しやすくなります。
(ブラシにも汚れがつくのでここで大分とれる)
そして、湯舟につかる。
頭皮の汚れは湯船につかり血行がよくなることでとれやすくなるからです。
そして、洗う時は分け目を小まめにかえながら洗う。
流す時間は5分はかけて全ての汚れが落ちるように です。
湯シャン前よりフケがでるようになったという意見がありますが、
一番はブラッシング不足かなと思います。
私もブラッシング不足だと髪にフケがついたままになっているなと感じることがありますので、
手間ですが、しっかりと梳(と)いています。
ただ洗い流すだけではダメで、ブラッシングで汚れを浮かすこと(とれやすくすること)、
この手間が大事だと思います。
べたつき対策
べたつきは私が上の3の中で一番苦戦した項目です。
これには、熱めのお湯で洗い流すことが効きます。
食器洗いでも油はお湯を使うとある程度とれますよね?
私は40~42℃位のお湯で洗っています。
初めの頃は皮脂でべたついていましたが、1~2ヵ月も経つと落ち着いてきました。
とはいうものの、私も最初はべたつきが余分な皮脂なのか、自然な油なのか分かりませんでした(笑)
↓現在ロングヘアですけれど、べたつきは気になりません。
髪も染めていますが(黒地にメッシュ)
湯シャンで髪質が良くなったのか特に痛みも感じず手入れも楽になりました。
あとは食生活ですね。
頭皮も毛穴があるので余分な油や老廃物がデトックスといった感じで少しばかり出てきます。
シャンプーとしていた頃はこの余計なモノをがっつりと添加物で流していたので気になりませんでしたが、
湯シャンにしたら食べ物の影響が分かりやすいです。
自分の食生活を振り返ってみて下さい。
(肉をやめるという極端な事はしなくてもその分野菜多めにするだけでもよくなる人もいます)
もちろんストレスや睡眠・運動も関わってきますが、一番取り組みやすいのは「食」かと思います。
では、対策方法がわかったところで湯シャンの効果についてみていきましょう。
湯シャンの効果
私が感じた効果は以下の5つです。
① 肌荒れが改善した
髪の毛が肌にあたるとかゆくてそこにニキビができてしまっていたのが、あたってもかゆくなくなりました。
背中のブツブツが引いたという話もよく聞きます。
② 結び跡がつきにくくなった
髪の毛一本一本が強くなり、むすんだ後もくしでとかしておろすとストレートになるのです。
これは衝撃でした。
また、初めて行った美容院で「髪の毛がしっかりしていますね」と言われました。
③ ツヤが出る
何もつけてないのに、自然なつやが出てきます。
シャンプーするのを忘れて髪しなしな地肌べとっとしたテカリとは違いますよ。
以前は椿オイルのスプレーを使っていた時もあったのですが、不要になりました。
④ パサパサだった髪がしっとりした
それまでは髪の内も外も潤っていないという感じのザ・パサパサの髪でした。
今はドライヤー後もしっとりしていて適度なうるおいがあります。
まとまりやすくなり、整髪剤を使わなくてもよくなりました。
⑤ シャンプーなどの整髪剤が不要なので節約になる
お金もかからなくなりますし場所もとらなくなるので、
浴室はスッキリし、掃除がしやすくなりました。
他にも人によって白髪がなくなった、髪の毛が増えたという効果もあるみたいです。
では、次は湯シャンを始めてからの心境の変化についてです。
始めるとどうなる
最初湯シャンについては疑っていました。
芸能人でシャンプーをしないという噂の人(YO〇)がいて、それって大丈夫なの?
とずっと思っていました。
確かに髪の毛はしっとりしていてキレイなのですが・・・
ある日肌断食をやると決意し、湯シャンも同時にやるとより効果が出るということで始めました。
髪の毛パサパサのキシキシになったらどうしようと思いましたけど、
やってみたら思ったよりきしんでいない!
これはいける、続けられそうだと思いました。
2週間程で自然な頭皮の油で髪もしっとりしツヤが出て来ました。
2か月後には髪の毛一本一本がしっかりしてきて健康な髪になってきたと感じました。
かゆみもシャンプーを使っている時よりもなくなったのです。
そういえば、抜け毛も以前より減りました。
昔は枝毛がありましたけど、最近はみかけません。
手触りでも健康な髪になってきたなと感じています。
最初の1ヵ月程はシャンプーをしない違和感や手入れが大変かと思いますが、
そこを乗り越えたら効果が出てきますよ。
次は必要な道具についてみていきましょう。
湯シャンに必要な道具は1つだけ
■くし
私は100均で買ったブラシを使用しています。
獣毛ブラシは猪も豚も使用しました(サウンドスタイルの)が、
毛量が多いのでうまく使いこなせないのと手入れが大変なので
プラスチックの物を使用しています。
濡れてもいいですし、掃除も楽なので。
くしにはガーゼをつけて掃除の負担を減らしています。
■便利グッズ 米粉シャンプー or 米のとぎ汁
いきなり湯シャンに切り替えるのができない人は
米粉シャンプーや米のとぎ汁を使用して慣れていくのがおすすめです。
ガスールという泥を使いながら進めていく人もいますね!
今回は、湯シャンのコツやメリットについてお伝えしてきました。
最後にまとめますね。
まとめ
湯シャンのにおい・よごれ・べたつきは、常在菌のバランスが整うまで継続できれば解決する
手間は必要となり、そこがカギ。後から効いてくる意外と大事なのが食生活。
・におい 毎日洗う、丁寧に洗う、すぐに乾かす ・よごれ ブラッシングを念入りにし汚れをとれやすくする、分け目を小まめにかえてしっかり流す ・べたつき 熱めのお湯で洗う、食生活も見直してみる ・湯シャンの効果 ツヤ・まとまりなど髪質改善だけではなく個人的には肌荒れ効果もあり ・必要な道具 手入れしやすいくし1つは最低限必要 |
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